Mac OS X/シェルコマンド〜echo、history、パイプとかリダイレクト、標準出力なんかも〜
これは、前に教えてもらったコマンド。
・pwd カレントディレクトリの表示 ・history 過去に使用したコマンドを表示 例:history | grep cd 過去に使用したコマンドのうち、cdが含まれるコマンドを標準出力する。 ※「|」は、パイプという。基本的な使い方は、「command1 | command2」で、command1の終了を待たずにcommand2が開始される。つまり、command1から必要な入力を渡され次第、command2が実行される(=パイプの所以)。 ※「grep」は、絞り込みをしてくれる。grepのあとに書いた文字で絞り込んでくれる。 例2:history | grep cd >> command.txt 「history | grep cd」を実行した結果が、「command.txt」という名前のファイルに追加保存される。「command.txt」というファイルがもともと存在しない場合は、作られる。 例3:history | grep cd > command.txt 「history | grep cd」を実行した結果が、「command.txt」という名前のファイルに上書き保存される。「command.txt」というファイルがもともと存在しない場合は、作られる。 ※「>」は、リダイレクト言われる。これが1つのときは「上書き保存」で、2つあると「追加保存」となる。 リダイレクトとは、標準出力先を変えること。つまり、「command1 > koma」は、command1を実行した結果が、komaに出力されるようになる。komaは、.txt等、ファイルにもできる。 ・echo echo以下を標準出力(ディスプレイ表示)する。 例1:echo hello 「hello」とディスプレイ上に表示される。 例2:echo hello > hello.txt 「hello」という文字が、「hello.txt」というファイルに上書き保存される。ただし、「hello.txt」がない場合は作られる。 例3:echo set nu >> .vimrc 「set nu」を「.vimrc」に追加書き込みして保存する。 ※「set nu」は、vimのコマンドで、「:set nu」と打つと行数が表示できるもの。 ※「.vimrc」とは、vimの設定ファイルのこと。vimは、起動されるとこのファイルを読み込んで書き込まれている設定を再現する。例3のようにカスタマイズするときは、バックファイルを別名で保存しておいてからカスタマイズしましょう。(vimの設定ファイルは、「.vimrc」でないと設定ファイルとして読み込んでもらえません。)
コマンドって、最初に勉強し始めたころはなにがなんだかわからなかったけど、vimのコマンド、shellのコマンド、なんていう種類(?)があることが分かってから、一気に覚えやすくなった。これを私にわからせてくれた先輩に、ものすごく感謝しています。この先輩は、1を聞くと10教えて下さり、私のわからないことや知りたいことにとことん付き合ってくださいます。何より、教えるのもうまい!いずれは私も先輩の立場になるんだし、こーなりたいものです。